予想すること・・・ – – 東京・日野市の税理士 佐藤浩崇税理士事務所
一太郎・・・
ワープロソフトとしてメジャーだった時代がありました。
今でも、一太郎を使っている・・・と聞いたことはないし、そもそも見ることもない。
振り返ってみると、ごく当たり前だったことが、ある時から突然ガラっと世の中が変わっている・・・なんてことは沢山ある。
ガラっと変わっているように思えるだけで、急に明日からトレンドが全然変わっている・・・なんてことはないわけだけど、
意識していないと、世の景色が突然変わることもあるわけで・・・。
小規模企業は、資本力がそもそもなく、急激な変化についていくのが難しい。
だから、小規模事業者ほど、小さな変化に敏感になるべきなのだと思うのです。
求められている商品の傾向も突然変わることだってあるわけで、
どのように、どう変わっていくのか?
当たる当たらないに関係なく、予想していくことで、小さな変化にも敏感になれる。
意識していなければ、なんとなく通り過ぎていくだけで、大きく変わったことに気がついてから対応するのではすでに手遅れなんていうこともある。
だからこそ、予想することって大切だと思うのです。
別に予想なんて当たらなくてもよいのです。
予想・・・そんなものを常に持っていることで、当事者になれるのです。
そして、変化を敏感に感じることができるのです。
先のことは分からない・・・そりゃそうだと思います。
でも、近い将来予定されていることもあるのです。
消費税は現在8%ですが、10%に税率アップされるのは、来年の秋から(本決まりではないですけど)
その時に起こることも、予想できます。
駆け込み需要と呼ばれるものがあるかもしれません。
また、駆け込み需要で、仕入れ価格が上がるかもしれません。
また逆に、原材料費が増税を機に高騰し、かえって増税後の方がお得に買い物が出来るものもあるかもしれません。
そんな予想をもとに、今すべきことはなに?
そんな視点を持って、世の中を見ているだけでも、変化に対応できるはずです。
増税を機に、消費税を回避するために、もともと消費税のかからない個人取引ももっともっと拡大し、
専門の事業者を駆逐するような大きな流れも起きるかもしれません。
どうなるか、誰も分からないですけど、分からないからと、他人事でいると、あっという間に取り残されてしまうことにも・・・なっちゃうのかな?