2013-03-14
個人事業主の消費税 – – 東京・日野市の税理士 佐藤浩崇税理士事務所
今年の個人の申告も残すところ数名で、なんとか無事に期限内に終わることが出来そうです。
3月に入ってから、「マジで終わるの?」と毎年のことながら、ビビリつつ、半ばパニックになりながら、なんとかここまでたどり着けました。
自分の申告もようやく昨日、終わらせて、送信を済ませました。
それにしても、個人の確定申告の仕事をしていて、毎年感じるのは、その格差。
一般の人の年収程度の税額を毎年納めている人がいる半面、これで生活できているのだろうか・・・と心配になる人まで、様々。
職業に貴賤はないですが、選んだ職業によって、こうも収入に格差があることは、どうしようもない。
中には、売上こそ、それなりにあるけど、最終的に手元に残るものは、1割程度・・・なんてところもあり、
こうしたところは、売上はそれなりにあるので、消費税の納税義務者であって、
納税額も数十万円は軽く超え、決して少ない負担ではない。
平成26年4月から8%で、平成27年10月からは10%に税率アップが予定されており、納税額もこれまでの1.6倍、そして2倍となる。
で、個人事業主は、たいていの場合、年一回しか経理処理しないところが多い。
果たして、そんな調子で、納税額をきちんとプールできるのか?納税資金を計画的に重ん日できるのか?
お金に色はついていない。
預金残高は、すべて自分のお金・・・のように思える。
そして、いざ納税・・・という段階になって、慌てることにならないだろうか?
小規模な個人事業主が心配です。
会計難民が納税難民にならないように、
税理士だから言うわけではないけれど、普段の経理処理、会計がますます重要になってくると思える・・・確定申告終盤期です。