2018-09-05

東京オリンピック後?

「D.I.」(ディー・アイ)とは、、企業の業況感や設備、雇用人員の過不足などの各種判断を指数化したものだそうです。

 

あるところから見せてもらって資料、一年後の企業の業況感、悪くないようです。

一年後は、消費税の増税のすこし前。

駆け込み需要を見込んでのことか?

それとも、オリンピック関係の恩恵を考慮してのものなのか?

 

でも、5年、10年という長期的な視野に立てば、悲観的な話が多いのも事実。

2025年問題もあります。

団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、

老人大国になる。しかも、人口減少は一年で40万人も減少している。

・若年層の減少で、採用するのが今以上に困難になり、

・最低賃金はますます上昇するでしょう

・人口減少で日本の市場も縮むことで、売上も減少…

 

税理士という職業は、ある意味、リスク管理の仕事であるから?

自分ではわかりませんが、

私は悲観的な考え方をします。

 

お客さんには、売上高は1割2割は減少するのは当たり前、その中でどうにかやっていけるような

財務構造をここ何年かで作っていかないと、この先、難しくなりますよ。とお話ししています。

仕事の受注は見込めても、大きな設備投資には慎重に考えてもらっています。

 

よくある話。

運送会社で仕事の受注は今後も見込めるので、運送用のトラックを借入して購入したはいいけれど、

肝心のドライバーさんを思った以上に採用ができず、仕事はあるけど、受注できず、借入だけが残ってしまった、

なんてことに…。

 

業況感がよいのは悪い話ではないけど、大きな設備投資はかつてに比べるとよくよく考えて行動しなければ

いけないかも。

と、つまらない話、おもしろくない話ばかりで、そんな税理士はどうなのでしょうか?

と疑問に感じることもあったりして(笑)

 

 

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