コンビニの法人化 – – 東京・日野市の税理士 佐藤浩崇税理士事務所
コンビニは大好きです!
仕事帰りに、用もなく、ついつい寄ってしまいます…。
お腹が空いて、家に帰りつくまで我慢できず、パンやチョコレート、おにぎり…
中学生、高校生の買い食いと同じです(笑)
だから、なかなか体重が減らないのです^_^;
先日、知人の紹介でコンビニのオーナーさんにお会いしました。
私よりも若い経営者です。
その方から質問を受けました。
「コンビニ経営って、法人化した方がよいのでしょうか?」
その方、今は一店舗の経営だそうです。
近い将来は、複数店舗も考えているので、その時にでも法人化した方がよいのか?
今から考えているようです。
コンビニという業態は、近隣に競合が出てきた場合に、あっという間に売上高が落ち込みます。
また、ロードサイドの立地がよかったのに、バイパスが開通し、人の流れが変わり、売り上げが激減…なんてことも珍しくはない。
要するに、「環境」に変化されやすい業種と言えるかもしれません。
だから、一店舗だけの経営では、あまりにもリスクが高いのです。
リスクを分散させる意味でも、2店舗以上にリスクを分散しておく必要があります。
しかし、複数店舗を展開するには、どうしても資金と人が必要です。
自己資金で賄えることが理想ですが、そうもいかないこともある。
また、オーナー一人で複数店舗に目を行き届かせることは難しい。
だから、任せることのできる人財が必要です。
資金については、個人事業よりも法人の方が金融機関から借りやすい…という事実があります。
また、求人募集するにしても、個人企業よりは、法人の方が信頼がありそうで、任せることができる人財を取りやすくなることもあるでしょう。
そういう意味で、コンビニ経営のオーナーさんは、法人化するところが増えているのではないでしょうか?
しかし、個人企業だから、銀行がお金を貸さないわけでもないし、
個人企業だから、優秀な人を採用できない…というわけではありません。
法人化すれば、赤字であっても一定の法人税は納税することになります。
結局は、個人の考え次第。
メリットとデメリット、天秤にかけるとどちらが重いですか?