2013-09-30

コンビニの法人化 – – 東京・日野市の税理士 佐藤浩崇税理士事務所

コンビニは大好きです!

仕事帰りに、用もなく、ついつい寄ってしまいます…。

お腹が空いて、家に帰りつくまで我慢できず、パンやチョコレート、おにぎり…

中学生、高校生の買い食いと同じです(笑)

だから、なかなか体重が減らないのです^_^;


先日、知人の紹介でコンビニのオーナーさんにお会いしました。

私よりも若い経営者です。

その方から質問を受けました。

「コンビニ経営って、法人化した方がよいのでしょうか?」

その方、今は一店舗の経営だそうです。

近い将来は、複数店舗も考えているので、その時にでも法人化した方がよいのか?

今から考えているようです。

コンビニという業態は、近隣に競合が出てきた場合に、あっという間に売上高が落ち込みます。

また、ロードサイドの立地がよかったのに、バイパスが開通し、人の流れが変わり、売り上げが激減…なんてことも珍しくはない。

要するに、「環境」に変化されやすい業種と言えるかもしれません。

だから、一店舗だけの経営では、あまりにもリスクが高いのです。

リスクを分散させる意味でも、2店舗以上にリスクを分散しておく必要があります。

しかし、複数店舗を展開するには、どうしても資金と人が必要です。

自己資金で賄えることが理想ですが、そうもいかないこともある。

また、オーナー一人で複数店舗に目を行き届かせることは難しい。

だから、任せることのできる人財が必要です。

資金については、個人事業よりも法人の方が金融機関から借りやすい…という事実があります。

また、求人募集するにしても、個人企業よりは、法人の方が信頼がありそうで、任せることができる人財を取りやすくなることもあるでしょう。

そういう意味で、コンビニ経営のオーナーさんは、法人化するところが増えているのではないでしょうか?

しかし、個人企業だから、銀行がお金を貸さないわけでもないし、

個人企業だから、優秀な人を採用できない…というわけではありません。

法人化すれば、赤字であっても一定の法人税は納税することになります。

結局は、個人の考え次第。

メリットとデメリット、天秤にかけるとどちらが重いですか?

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