2019-10-31

確定申告のご依頼

「確定申告をお願いしたいのですが、費用はどのくらいでしょうか?」

明日から11月。

ぼちぼち、確定申告のご依頼のお電話をいただくような時期になってきました。今では、国税庁のホームページで複雑でない、判断を迷うことのないような医療費控除、住宅ローン控除など、税金の知識はなくともインターネットの環境さえあれば、自分でできてしまう。

これまで、自分で自己流というか、会計ソフトなどにそれなりに入力して、合っているかは不安だけど、自分で申告してきました!って方は少なくないです。

だけど、消費税がこの10月から10%に税率アップされ、かつ、軽減税率も導入された。 事業の規模も大きくなってきた、税理士に依頼しようかな?と考える時期もあるかと思います。

でもね、税理士の費用って、うちもそうですが、決して安くはありません。だから、とりあえず自分で頑張ってやってみる、ことをお勧めします。

お金の流れを知る意味でも、厳しい現実?を知る意味でも、税金のしくみを理解する意味でも、ご自身の事業に有効だと思うのです。

税金は、事業にとってリスクではあるけれど、税金というフィルターを通さないと、手元にお金は残らないというのが原理原則。だから、多く手元に残すには、税金もそれなりに支払う必要もある。だけど、必要以上の税金を納める必要もないわけで。

小規模な事業者は何でも自分でやらなければならないのです。仕事を受注して、その仕事を自らこなし、お代を請求し、その回収にも滞りのないように努め、従業員さんに給料を支払い、その源泉徴収すべき所得税などの計算を行い、自分の税金の計算(確定申告)もしなければならない。

大変だと思います…。私も個人事業主だから何から何まで自分でやらなければならないわけで、目の前の仕事が忙しくて、未回収の売掛金が後回しになっていたり…。

誰かやってくれないかな?と考えることはありますが、自分の数字を見て、やらなければいけないこと、そして、まだまだ頑張らなければならない事実をしっかりと噛み締めています。

税金の知識は知っていて損するものではありません。そんな意味でも、とりあえず自分で確定申告に挑戦してみることを是非ともお勧めします。

とはいえ、うちも商売ですから、どうしても自分で手に負えないようでしたら、いつでもご依頼ください、というスタンスです。

ご予算が限られている場合には、ご相談ください。税理士の作業を減らしてもらうような資料の預け方をしていただければ、予算内でお引受けできることもあります。

前後の記事

お問い合わせ